葉山エリア地域情報
長者ヶ崎海岸
関東有数の景勝地であり、江ノ島や伊豆半島、富士山を望む景色は「かながわの景勝50選」にも選ばれているほど美しく、堤防では釣りを楽しむことも出来ます。
長者ヶ崎海岸は、三浦半島八景のひとつ「長者ヶ崎の夕照」にも数えられるほど夕景が美しく、地形としては小さな半島に囲まれているため、波が穏やかで磯場や海底に岩場もあるので安心して生き物観察やシュノーケリングが出来ます。
さらにライフセーバーが常時3名以上いて、安全を見守ってくれているのでご家族連れでも安全で安心な海水浴場です。
海に突き出した岬の姿も印象的です。
「長者ヶ崎」の由来は、この付近にお金持ちが住んでいてその人は山に実を蒔き苗を植えて 葉が茂ったということを地元の人が頼朝に語ったといわれています。
直火でなければバーベキューも出来るので、一日中遊べるレジャースポットです。
葉山しおさい公園
葉山御用邸付属邸跡地に開設されており、公園50選にも選ばれている「葉山しおさい公園」には、昭和天皇ゆかりの品々が展示された葉山しおさい博物館や日本庭園、茶室・休憩施設、黒松林などがあります。
中でも海岸側にある黒松林を抜けたパーゴラスからは、富士山や伊豆半島、大島などが一望できます。
また、錦鯉の泳ぐ池と景庵のある日本庭園はおもむきがあり美しく、葉山しおさい公園では四季折々の風景を楽しむことができます。
三ヶ岡山を借景とした日本庭園の中には「噴井の滝」が。椅子に据わって滝の音や木々を眺めていれば、穏やかな時間を過ごせそうです。
遊具等はありませんが美しい景色と爽やか潮風、そして心地よい潮騒に癒され、ゆったりとした気分で過ごせる公園です。
いつもよりワンランク上のランチを用意して、ちょっぴり優雅なひとときをご家族で楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
※写真はイメージです。
森戸大明神
「森戸大明神」は葉山の総鎮守としての役割を担っており、なんと800年以上の歴史を持っています。
現存する源頼朝創建の数少ない神社のひとつで、静かな葉山森戸の海沿いの少し海に突き出た部分にあり、素晴らしい眺望と雰囲気を味わうことが出来ます。
富士山や伊豆の山々が夕日で海に赤く照らされる夕刻の景色は大変美しく、森戸の夕照(もりとのせきしょう)としてかながわの景勝50選に入っています。
森戸大明神の御祭神は大山祗命(おおやまつみのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)です。
境内には天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀る水天宮もあり、子授や安産祈願に訪れる妊婦さんも多くいらっしゃいます。
森戸大明神での安産祈願は基本的に予約制になりますので、安産祈願を考えている場合は一度電話で受付時間内にお問い合わせしましょう。
また、古くから縁結びでも有名で、ピンク色の「貝合わせ恋守」が恋愛成就にいいと言われています。
立石公園
立石とは秋谷海岸にあるそびえ立つ高さ12m、周囲30mの巨岩の呼び名です。
この地は素晴らしい景勝地として昔から知られており、かつて江戸時代の風景絵師である初代歌川広重の版画『相州三浦秋谷の里』を描いたのをはじめ、その後も多くの画家や写真家に愛されてきました。
海中にそそり立っている様子は「関東ふれあいの道」「かながわの景勝50選」「横須賀風物百選」「横須賀市指定市民文化資産」にも選ばれています。
相模湾をへだててその後方に丹沢、箱根、伊豆の連山さらに遠く富士を含めた景観が美しく、今では夕陽が空を染める時刻が絶景ポイントとして人気です。
また、昔から三浦七石の一つに数えられており今でも多くの人がこの地を訪れ、その美景に酔いしれます。
立石海岸は東京湾側の海岸線とは異なり、自然の海岸線が多く残っています。
葉山灯台/裕次郎灯台
俳優としてはもちろんヨットマンとしても活躍した故石原裕次郎さんの三回忌を記念し、兄の石原慎太郎さんが基金を集めて建設した灯台で、別名「裕次郎灯台」の名前で知られています。
灯台のプレートには「海の男裕次郎に捧ぐ 葉山灯台」と刻まれています。
森戸大明神裏手の海岸から沖合い約700mの地点にあり、青い海にそびえる白い灯台がひときわ鮮やかです。
高さが11mと灯台としては小さく、夜は3秒に1度閃光して海の安全を守っています。
葉山灯台は海の中に立っているので、森戸海岸や真名瀬港周辺から見ることができます。
また、葉山マリーナからは葉山灯台付近を周遊するクルージングを1日3回行っています。
葉山灯台の前を通って江の島へ向かい、そこから折り返すコースで灯台の他、名島の鳥居や江の島の断崖にある洞窟などを見ることができます。
灯台付近など見どころの近くではスピードを緩めてくれるので、写真撮影をしても良いかもしれませんね。
神奈川県立近代美術館葉山館
葉山館は、鎌倉館・鎌倉別館に続いて神奈川県立近代美術館の3つ目の建物として2003年に開館しました。葉山の一色海岸を目の前にしている為、晴れた日には中庭から富士山を眺められ、奥の窓からは夕暮れにきらめく海が美しく素晴らしい立地に恵まれた美術館です。敷地内には全席オーシャンビューのレストランが併設されています。
店内はガラス張りのため、目の前の一色海岸を見ながらゆっくり食事を楽しむことができます。日本と世界の近現代美術を紹介する企画展を年間4〜5本開催しており、エントランスホールから中庭、レストラン、ミュージアムショップ、庭園、さらに地下1階の美術図書室などは、観覧料なしでご利用いただけます。最新の照明設備、空調設備を備えた展示室のほか、資料の収集と情報の発信拠点を目指す美術図書室、多彩な視聴覚設備を備えた講堂、保存技術の粋を集めた収蔵庫など、最新の美術館施設となっています。
ハヤマ・マーケット日曜朝市
葉山マリーナの逗子側よりにある葉山港入り口から埠頭側に向かったところで8時30分~10時30分あたりに行われている朝市です。ここに来れば葉山の特産品がほとんどすべてそろいます。出店内容は、サザエやアジの干物などの魚介類や乾物類だけでなく、海鮮丼や惣菜などの手作り料理のほか、葉山を代表する店が屋内と屋外に所狭しと並んでいます。
また、地元で採れた魚介や野菜に加えて限定のタルトやこだわりのオリーブオイルといった漁港の朝市らしさに御用邸とマリーナの街・葉山ならではのハイソな雰囲気が漂います。
朝市が行われている目の前には海が広がり、心地よい空間の中でお買い物が出来ます。葉山では他にも、森山神社土曜朝市や、葉山町漁協の朝市など、いろいろなところで朝市をやっています。冬季は海沿いでとても寒くなりますので、防寒対策を十分にしていった方が良さそうです。
葉山マリーナ
葉山と言えば、「葉山マリーナ」を思い浮かべる方も多いのではないのでしょうか。静かな海にヨットの白い帆が浮かぶ姿が葉山らしいですよね。
元々は小さな漁港の町だった葉山に、日本人が初めてヨットを持ち込んだのが明治15年。以来、葉山は日本を代表するヨットハーバーとして知られています。東京オリンピック関連施設として建てられました。
「葉山マリーナ」は、自分の船を預けていなくても立ち寄れる観光スポットで、ショッピングやランチも楽しめます。もちろん海のドライブもお任せ。こちらでは約45分間、森戸海岸の名島~江ノ島まで、気軽に湘南の海を満喫できるショートクルージングができます。(3000円・要予約)
涼しくなって空気も澄んでくる時期には、富士山や江ノ島もきれいに見通せます。
また美しい夕陽の絶景を、海越しに眺めながらレストランでゆっくりお食事されるのもいいのではないでしょうか。
森戸海岸
森戸海岸も海水浴場として有名な海岸です。
葉山の中で砂浜が一番広く遠浅なので海水浴が楽しめのるはもちろん、森戸海岸の反対側には岩場が連なっていて、潮が浅い時は沖の方までも歩いて行くことができます。
沖合いに見える赤い鳥居は、森戸海岸神社裏手の磯辺より沖合い700メートルに浮かぶ「名島」という小さな島に建てられています。
そして脇には葉山灯台、空気が澄んでいる日は背景に富士山も現れてバックに沈む夕陽はまた圧巻です。ヨットやウィンドサーフィンが行き交う姿も、葉山の観光気分を盛り上げます。
シーズン中は海水浴客も多いですが、シーズンオフには岩場にテントをはって仲間内で集まったり、バーベキューをする姿もよく見られます。磯の香りと絶好の景色を満喫しながらのバーベキューは、また格別ですよ。夏に限らず、いつ訪ねても素敵な場所です。
一色海岸
一色海岸は「日本の海水浴場88選」に選ばれ、葉山の代表的な海水浴場としても知られています。海岸なのに芝生になっており他の海岸とは一味違う雰囲気を味わえます。 芝生でレジャーシートやテントを張って、のんびりピクニックなんていうのもシーズンオフならではの楽しみ方。
砂浜で過ごすのもよいのですが、海を見ながら芝生で過ごすという、いつもとは違った感覚で海を眺めることができます。そして少し小高い丘になっていることも、より見晴らしがよく感じられて清々しいです。
また一色海岸の裏には神奈川県立近代美術館葉山館があり、館内にあるレストランの高台から、一色海岸が一望できます。昔ながらの海水浴場なのに今だにオシャレに感じるのは、カフェや海の家が素敵だからでしょうか。特に夏場にオープンする「ブルームーン葉山」からは、夜になってもジャズが流れ、大人の海を演出してくれます。